Excelで出勤時刻を丸めたい

Excelで出勤時刻を丸めたい

タイムカードの出勤時刻をそのまま転記し、出勤時刻を15分単位や30分単位で繰り上げて計算したい場合がある。

出勤と退勤では、使用する関数が異なるので、まずは出勤から説明する。

出勤時刻においては、計算上は時刻の切り上げに相当するため、CEILING(シーリング)関数を使用する。

 
まず、計算式を入れるセルの書式設定を時刻書式に設定しておく必要がある。

続いて、15分丸めだったら「=CEILING(B2,”0:15″)」のように計算式を入力する。30分丸めだったら「=CEILING(B2,”0:30″)」のように計算式を入力する。 

これで出勤時刻が15分単位や30分単位で計算できるようになった。

時給計算する際の丸め処理は、基本的には15分単位か30分単位を推奨する。5分単位や10分単位にすると、10進法に直して計算すると端数が出やすくなるためだ。管理が煩雑になることを考えると、15分丸めか30分丸めが一般的だ。しかし最近は労基法通りに運用することが増えてきたので、労基法通りに計算するのであれば、1分単位で計算したほうがよいだろう。

退勤時刻を丸めたい

次に退勤の丸めについて説明する。
退勤の丸めは、計算上は切り捨てに該当するため、FLOOR(フロア)関数を使用する。

FLOOR関数は、CEILING関数と逆方向に丸めるだけで、使い方はFLOOR関数と同じようなものである。

15分丸めだったら「=FLOOR(B2,”0:15″)」のように計算式を入力する。30分丸めだったら「=FLOOR(B2,”0:30″)」のように計算式を入力する。

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